in_app_purchase in_app_purchase_storekit の２つありますが、storekit使っているSwiftと同じことするときはin_app_purchase_storekitがいいですか？
Flutterのin_app_purchaseとin_app_purchase_storekitは、それぞれ異なるプラットフォームで動作するアプリ内課金の実装を提供します。
in_app_purchaseは、iOSとAndroidの両方で動作する標準的なアプリ内課金ライブラリであり、Flutterチームによって提供されています。このライブラリは、Apple App StoreとGoogle Playでサポートされている基本的なアプリ内課金機能を提供します。
一方、in_app_purchase_storekitは、iOS向けに特化したアプリ内課金ライブラリであり、in_app_purchaseをベースにしています。このライブラリは、AppleのStoreKitフレームワークを使用して、より高度なアプリ内課金機能を提供します。
どちらのライブラリを選択するかは、アプリの要件やプラットフォームに依存します。もし、アプリがiOSのみを対象としている場合は、in_app_purchase_storekitを使用することを検討することができます。一方で、Androidを対象としている場合は、in_app_purchaseを使用することができます。
ただし、両方のプラットフォームを対象としている場合は、in_app_purchaseを使用することをお勧めします。これは、アプリ内課金の基本的な機能を提供するための効果的な方法であり、両方のプラットフォームでサポートされています。
StoreKitのTransactionStateはin_app_purchase_storekitにも存在しますか？
はい、StoreKitのTransactionStateはin_app_purchase_storekitにも存在します。実際、in_app_purchase_storekitは、iOSアプリ内課金を処理するためのフレームワークであり、Appleが提供するStoreKitフレームワークをベースにしています。
in_app_purchase_storekitでは、SKPaymentTransactionStateという名前でTransactionStateが定義されており、以下の5つの状態を表します。
purchasing: 購入処理が開始されたことを示します。 purchased: 購入が完了し、アイテムがユーザーの所有物になったことを示します。 failed: 購入が失敗したことを示します。 restored: ユーザーが以前に購入したアイテムを復元したことを示します。 deferred: 購入が保留中であることを示します。例えば、家族共有の設定がされている場合には、家族管理者が承認するまで購入が保留されることがあります。 なお、in_app_purchase_storekitはSwift言語で記述されたライブラリであり、SKPaymentTransactionStateはSwiftのenum型として定義されています。
SKPaymentTransactionはin_app_purchase_storekitにも存在しますか？
はい、SKPaymentTransactionはin_app_purchase_storekitにも存在します。SKPaymentTransactionは、StoreKitフレームワークで定義されたクラスで、アプリ内課金のトランザクションに関する情報を表します。
in_app_purchase_storekitでは、Purchaseという名前の構造体があり、SKPaymentTransactionオブジェクトをラップしています。Purchaseは、次のようなプロパティを持っています。
transactionId: トランザクションのIDを表します。 productId: 購入されたアイテムのIDを表します。 state: トランザクションの状態を表します。SKPaymentTransactionStateと同じ5つの状態を持ちます。 date: トランザクションが完了した日時を表します。 originalTransactionId: 以前に復元されたトランザクションのIDを表します。復元トランザクションでのみ使用されます。 in_app_purchase_storekitは、SKPaymentTransactionオブジェクトを自動的にPurchaseオブジェクトに変換するためのヘルパーメソッドを提供しています。したがって、アプリ開発者は、in_app_purchase_storekitを使用することで、より簡単にアプリ内課金のトランザクション情報を処理することができます。
